電気自動車を選ぶポイント
- 電気自動車
電気自動車に興味はあるけれど、どの車を選べばいいか迷っている方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方々のために、EV車の選び方についていくつかのポイントをご紹介します。
電気自動車にするメリットとは?
- 自宅にコンセントを設置すればガソリンスタンドに行く手間がかからない
- 燃料費・メンテナンス費などのランニングコストが安く、維持費の節約が期待できる。
- 蓄電器としても使用可能なため、災害時やアウトドアレジャーでも大活躍
- 排気ガスを排出しないため、地球にやさしい
- エンジンの振動・騒音が少なく、ハンドル操作もしやすい
電気自動車を選ぶポイント
- 設備環境の有無の確認
- バッテリー容量
- 暖房の種類
- 保証が充実したものを選ぼう
- 効率よく充電できるモデルをチョイス
- 好みに合わせて選びたいならSUV
1.設備環境の有無の確認
自宅に充電設備を設置すれば、家で充電できて便利です。
一戸建てなら設置可能ですが、集合住宅では管理組合の許可が必要となりますのでご注意ください。
電気自動車の普及に伴い、充電設備のあるマンションの需要はどんどん高まっています。
自宅に充電設備を置けない場合は、ディーラーや大型商業施設、コンビニなど、周辺の充電スポットを活用してください。
2.バッテリー容量
バッテリー容量は街乗り用40kWhほど、長距離用60kWh以上が目安です!
普段の職場往復や買い物など1日の走行距離が20~30km程度なら、40kWhでも数日に1度の充電ですみます。
旅行や長距離通勤に使いたい人は、バッテリー容量60kWh以上がおすすめです。
3.暖房の種類
電気自動車を暖かくすると、航続距離が減少します。
暖房の主な種類はヒートポンプ式とPTCヒーター式です。航続距離の減少を抑えるには、ヒートポンプ式を選ぶと良いでしょう。
寒冷地を走行する場合は、PTCヒーター式がおすすめです。
ただし、どちらの暖房方法でも電力を消費しますので、航続距離が通常の6~7割程度になることがあります。
冬場には、出発前に充電しながら暖房をつけて車内を暖めるなど、バッテリーの節約対策をしましょう。
4.保証が充実したものを選ぼう
故障に備えたい人は、修理やバッテリー交換などの保証が充実した電気自動車を選びましょう。
なかでも、経年劣化するバッテリーの交換保証は重要ですので、購入前に保証の有無をチェックすることをおすすめします。
メンテナンスや修理を行う店舗が、近くにあるかどうかも大事なポイントです。
近くに頼れる店舗があるかをあらかじめ探しておきましょう。
5.効率よく充電できるモデルをチョイス
毎日100km以上走る場合は、出力が6kWや9.6kWの専用充電器が使えるモデルを選びましょう。
高出力の専用充電器を使用すれば、充電時間を短縮できます。
しかし、急速充電は時間制限があり、1回30分しか充電できません。
受入最大電力が大きいほど充電量が増え、少ない時間で効率よく充電できますので、
急速充電を頻繁に利用する方には、受入最大電力が50kWほどの電気自動車をおすすめします。
6.好みに合わせて選びたいならSUV
豊富なモデルから選びたい方には、価格やサイズの幅が広いSUVがおすすめです!
電気自動車のボディタイプは種類が限られていますが、主流のSUVは取り扱いメーカーが多く、好みの車を見つけやすいのがメリットです。
価格帯も広く、400~1,500万円前後で予算に合ったモデルを見つけることができます。
セカンドカーとして購入する場合は、軽の電気自動車がおすすめです。
バッテリー容量は少なめですが、街乗りには十分なスペックを備え、リーズナブルな価格も魅力です。
さらに、補助金制度を活用すれば、ガソリン車と変わらない200万円ほどの価格で購入できます。
電気自動車選びのポイントをご紹介しました。
電気自動車への乗り換えをご検討の際、是非参考にしてみてください。
地球環境への負荷を減らし、より持続可能な未来への一歩を踏み出しましょう。